
舞台はアフリカのリベリア。
ルワンダを筆頭に民族紛争が絶えない。
アフリカ、内戦、少年兵。
少年たちは強盗、殺人、レイプと躊躇なく何でもする。
たまたま生まれた場所がそこだっただけで
彼らを一概に悪者と言えるのか。
自分の手で親を殺させられそのまま連れて行かれる。
思考を停止してその身を委ねないと生きていけない世界。
悲しいけれど世の中は不公平。
略奪の限りを尽くす一方、ウェディングドレスを着た少年が
自分を鏡で見てうっとりするシーンがある。
彼が先進国で生まれ育っていたのならとか想像してしまう。
少年兵達が気に入った物を自分なりに身につけててそれが
紛争と相反して物凄くファッショナブルに見えるのだけど
エンドロールに撮影ではない実際の写真が流れる。
戦場カメラマンの経験がある撮影監督マルコ・コルナンスの
写真じゃないかなと思って調べたけど見つけられなかった。
その写真の兵士たちが劇中以上に奇抜な格好をしていて
凄くリアルな映画なんだなと思った。
子供は大人の被害者でしかないと感じた。
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